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特別刑務所(仮)

第34章 実験。

「せ、成功だぁーー!」
「もう!タオル返して!」

恥ずかしいとタオルにくるまる。
ふと、あることが頭に浮かぶ。俺は白衣を脱ぎ練にかけてあげる。

「なに?」
「タオル邪魔。」
「ちょっ!」


タオルを奪い白衣のボタンをとじる。

「か、完璧だ。萌袖!しかも裾引きずりそう。」
「う、うるさい!」


目測定だが今の練の身長は140センチ程度だろう。
瀬川より小さいな。
少し幼い顔つきだし、あれ?
そう言えば・・・

「な、何してるんだよ!」

白衣をめくられ必死に隠そうと抵抗を見せるが力も弱い。
俺の片腕で両手の拘束をかけても練は動けなくなるほどに。


「練・・・下の毛がないのは、俺が剃毛したからかな?それとも年も下がってるのかな?」
「知るか!」
「痛っ!」

除き込む俺の顔に練の右膝がクリティカルヒットする。

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