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特別刑務所(仮)

第35章 ハッピーバレンタイン

食事の用意が終わり九条が席につく。


「瑠依」
「ん。」


俺たちはお互いグラスを持ち乾杯する。



「おいしー!」
「・・・・・・?」


九条は口に入れたままかたまる。
あ、あれ?気がつかれた?


「どうしたの?」
「ん?あ。いや・・・」


九条は不思議そうな顔をしていたが俺が飲んでいるのを見て普通に飲み始めた。

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