
ミルクチョコレート
第4章 幼馴染みの逆襲
「コウちゃん…?」
「俺は今忙しい」
(忙しいって、雑誌読んでるだけじゃん…)
これが俗に言う、放置プレイらしい。
(いろんな意味で、結構苦痛…)
私の中では、物足りない振動が続いている。
「あぁっ、はぁっ、んぅ…」
イク気配もないまま
10分くらいが経過した。
(まだイケない…)
どちらかといえば、精神的苦痛を与えられているような気がする。
彼はあいかわらず静かに雑誌を読んでいた。
「ねぇ、コウちゃん…
もう自分でするから…このタオル外して?」
「まだイッてなかったのか」
彼は再び私の元へとやってきた。
「おかしい…
ちゃんと入ってるのか?」
彼は私の中に入るローターを確認する。
「うわ、ぐちゃぐちゃ。
こんなに濡れて、まだイケないのか?」
「あ、あんまり見ないでよ、恥ずかしいよ…」
「あ」
彼はあることに気づいた。
