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甘えさせて…

第1章 出会いは

──────────… 。


家に帰ってお風呂に入る。


湯船に浸かりボーッとしていると

いつの間にか昼間の試合の光景を思い浮かべた。



「すごかったなぁ…あの先輩、誰なんだろう…」


1人ポツリと呟く。



頭の中では華麗なシュートシーンが何度も繰り返し再生されていた。


あんなに軽やかにバスケをする人を初めて見た…


胸がドキドキする…




いつの間にか優奈の頭の中は彼でいっぱいになっていた。

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