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抑えきれない気持ち…

第17章 番外編 家出の秋

雅紀「ん…?」

朝起きると和はもちろんいなかった。

帰ってきた形跡もない。

俺が何か…

和の気に入らないことでもしちゃったのかな…

雅紀「和…」

さみしいよ…どうしたの…

俺は元気がないまま学校に向かう。

翔「おはよう、雅紀君。」

雅紀「うん…」

翔君にもなんとなくの返事だけ。

翔「えっ、どうしたの?」

雅紀「和が…家出した…」

翔「えっ、マジで?」

雅紀「荷物ないし…夜帰ってきた形跡もないから…」

翔君は俺のことを考えあまり触れないようにしてくれた。

翔「大丈夫?雅紀君?」

雅紀「うん、大丈夫…」

翔「何かあったら連絡して?」

雅紀「ありがとう…」

俺は気持ちが晴れないままバイトに向かった…

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