テキストサイズ

私は官能小説作家の素材

第5章 本心

「返事も適当だし、俺と会ってくれないしさー…。ひどいよね」


彼の目がとてつもなく冷たかった。この人…なんで、ここまで私にすきすきしていなきゃいけないのだろうか。


別の可愛い子はいくらでもいるのに。


「あんな、悪いけど神屋は、俺のもんだから。元カレさんに悪いけどな」



ドキっと、高鳴る音がする。


「ってことで、俺たちこれからちょっと打ち合わせあるから失礼」

また、真菜の手首を掴み、打ち合わせのある部屋に逃げ込む。

______
____
__


ストーリーメニュー

TOPTOPへ