テキストサイズ

短編集!!

第3章 友達の彼氏(隆也)×菜乃葉



「奈緒ちょっと…いい?話があるの。」

奈緒…っ。

「ど…したの?」

「菜乃葉。私ね…隆也に、別れ…てっ…欲しいって…言われたの。」

えっ…
「どうして?!」

「好きな子が、いるからって…そのこはね。…っ。」

やだ…聞きたくない…この先を聞いちゃダメなような気がした。

「やだ…聞きたくない…よ。」

「菜乃葉…だって。」

ズキッ

「な…お。ごめんね。」

そう言うと自然に涙が出た。

「もぉ。泣かないで菜乃葉!私の…可愛さわからない奴なんてこっちからお断りだっツーの!!ね?もぉ気にしなくていいよ!」

ありがとう…。奈緒。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ