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幼なじみから始まった

第2章 守りたい

夜中にやけに柔らかいものが俺の胸の中に・・・って、うわっ実果だよな!?マジやばい‼
寝返りして転がって来た!?
り、理性が・・・


いいにおいが・・・って、
亮「あれ?」
実果「亮くん、おはよう。」
亮「おはよう。」
実果「亮くん、ごめんね。私、寝相悪くて起きたら亮くんの布団に入ってた(笑)寒かったから、亮くんにくっついて寝ちゃったみたい。」
亮「夜中に気が付いたけど、俺もいつの間にか寝てた(笑)」
あ~なんで俺は寝てしまったんだ‼
どさくさに紛れて・・・
匡「亮が、なんかやらしい事考えてるぞ。」
そうそう触ら・・・
亮「そ、そんな事ない‼」
匡「え~(笑)」
実果「私なんか触っても、がっかりするよ(笑)魅力的じゃないし。」
春「俺達には魅力的に見えるけどね。」
実果「3人ともカッコいいんだから私なんかより、もっと世間を見たほうがいいよ(笑)」
実果は俺達を、いつもカッコいいって言ってくれる。
嬉しいけど、俺達が実果を誉めるといつも困った顔をするのは、なんでだろう?
小さな頃から、そうだったような気がする。
実果が作った朝ご飯を食べながら、ぼんやり考えてた。

昼ご飯まで食べて、取り敢えず家に帰る途中・・・
亮「なぁ実果って誉めると困った顔するだろう?なんでかな。」
匡「小さな頃から、そうだよな。」
春「俺もずっと考えてた。」
俺達3人は、わからなかった。
亮「あっ、忘れ物!」
俺は実果の家の扉を開けると・・・台に乗って背伸びをしてる実果が目に入った!
亮「実果なにやってんだよ!」
声をかけた俺の声にびっくりした実果はバランスを崩して台の上から
実果「きゃっ!」
俺は実果を抱き止めた。
亮「大丈夫か?ごめん!!俺が大声出したから・・・。」
実果「ううん・・・。」
亮「実果?」
実果の目に涙が・・・
亮「ごめん!!」
実果「わ、私のほうこそ・・・。」
俺は実果が泣き止むのを待って、
亮「なにしようとしてたんだよ?」
実果「電球が切れてたから。」
亮「俺達に言えよ。」
実果「だって悪いもん。」
亮「けがしたら、どうするんだよ!」
実果「ごめんなさい。」
亮「怒ってるわけじゃないからな。けがしたら困るだろ。」
実果「うん。」
俺は、電球を換え終わると
亮「実果!なんでも俺達に言ってくれよ。出来る時は、なんでもするからな。遠慮なんてすんなよ。」






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