闇夜に輝く
第26章 サイドストーリー 若菜の夏休み
8月も残りわずか。またお兄ちゃんとすれ違いの生活が始まる。夏休みに入って徐々に優しくなったお兄ちゃん。
だけどまた元に戻ってしまうのかと思うと、夏の終わりが悲しかった。
そんなある日
「若菜、ちょっと外に出れる?」
昼ごはんのサラダうどんを作っていると玄関からお兄ちゃんに呼ばれた。
慌てて鍋の火を止め、走って外に出た。
「そんなに慌てなくていいのに」
「あ、うん」
苦笑いするお兄ちゃん。ちょっと恥ずかしかった。
「若菜、いつも駅前のスーパー行くだろ?荷物多いと大変だからコレ買ってきた」
そこには真新しい自転車が置いてあった。
「あ、ありがとう。でも私、自転車乗れない…」
「あ、そうか。じゃぁ練習するか」
「が、頑張ります」
私の夏休み最後の宿題は自転車に乗れるようになることに決まりました。
だけどまた元に戻ってしまうのかと思うと、夏の終わりが悲しかった。
そんなある日
「若菜、ちょっと外に出れる?」
昼ごはんのサラダうどんを作っていると玄関からお兄ちゃんに呼ばれた。
慌てて鍋の火を止め、走って外に出た。
「そんなに慌てなくていいのに」
「あ、うん」
苦笑いするお兄ちゃん。ちょっと恥ずかしかった。
「若菜、いつも駅前のスーパー行くだろ?荷物多いと大変だからコレ買ってきた」
そこには真新しい自転車が置いてあった。
「あ、ありがとう。でも私、自転車乗れない…」
「あ、そうか。じゃぁ練習するか」
「が、頑張ります」
私の夏休み最後の宿題は自転車に乗れるようになることに決まりました。
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