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闇夜に輝く

第11章 優矢くんの秘密 〜約一年前の出来事〜


心配といえばもうひとつあったことを後藤は思い出し、聞いてみる。

「そういえば、北条大親分のお嬢さんとは仲良くやってんのかい?いいか、間違っても変な気は起こすなよ。半端な扱いしたら都内のすべてのヤクザから命を狙われんぞ!」

「えっと…、セフレとしてもうかなりの回数ヤっちゃってるんだけど」

その言葉を聞いた瞬間、盛大に地面に膝を付いて頭を抱える後藤組長。

「よし、今のは聞かなかったことにしよう。うん、おっちゃんは何も知らない。何も聞いてない。頼むからこれ以上俺を巻き込まんでくれ。タダでさえ、ゆるゆるヤクザだった俺が上がり目になって色々と大変なんだからよぉ」

「う、うん。でもこれから瑠璃ちゃんココ来るよ。待ち合わせしちゃったし」

「ば、ばっかやろう!早く言えーーー!!」

おっちゃんは事務所の掃除やらコーヒーのセットを慌ててしはじめる。

優矢はそれを見ながら心の中で呟いた。

(瑠璃ちゃんのア○ルまで開発しちゃったことは内緒にしておこう・・・)

まるで危機感のない優矢であった。

因みにこの界隈では白いジャージを着て歩くとなぜか行方不明になるという噂が立ち、服屋では白いジャージが売れないという現象が続いている。


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