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蜜の誘い

第6章 琴音と優子

「あなた、そろそろ時間よ?」

仕事に行く夫を玄関まで見送ります。
毎朝の日課です。
でも今日はもう1人一緒に夫を見送る人がいました。

「お兄ちゃん、行ってらっしゃ~い」

昨夜から家に泊まりに来た夫の妹、優子ちゃんです。

「優子、ちゃんと琴音の手伝いしろよ?」

「はいはい。ちゃんとするって・・」

「じゃあ行ってくる」

毎朝7時30分・・・夫が仕事に出かけました。

「さて、お義姉さん・・・私達も行こうか?」

「ええ・・」

どこかに出かける訳ではありません。
優子ちゃんと私が向かったのは、夫と私の寝室でした。

「お義姉さん・・」

寝室のドアを閉めると、優子ちゃんが私に唇を重ねてきました。

私達は抱き合いながら、舌を絡ませ、何度も唇を重ね合わせました。

そう、私と優子ちゃんは義姉妹ですが、女性同士で愛し合う関係なのです。

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