兄と妹
第2章 最悪な再会
あの事件の始まりは付き合って3か月ちょいの時だった。
卒業し、お互い行く高校が決まったので、2人でカフェでお祝いをしていた。
「高校離れちゃったね…。」
「そうだな…それでもオレは千紗と付き合う気でいるよ。」
「私もだよ!なんなら結婚しよっか(笑)。」
「それもいいな(笑)。」
私達は笑いながらそんなことを話していた。
そんなことを話していたら夜になり、2人で夜ご飯を食べに行った。
私達はご飯を食べ終わり、そろそろ帰ろうとしたところで私は突然の睡魔に襲われ、眠りについた。
「……うっ…。」
私はようやく目を覚ました。
なぜか見知らぬ部屋にいて、なぜか私は服を脱がされて寝ていて、竜次が上に覆い被さっていた。
周りを見ると見知らぬ男の人が3人いた。
恐らく3人共私と年は同じ位。
私はただ黙っていることしかできなかった。
「あーあ、起きちゃったか。」
「えーこれじゃあハメ撮り失敗じゃねーかよー。おい竜次ー薬の量少なかったんじゃねーかー?。」
「あーこいつが無駄に体丈夫なの忘れてたわーすまん。」
え、薬?ハメ撮り?何?なんの話?
「竜次…これどういうこと?。」
全くもって状況がわかっていない私は恐る恐る竜次に聞いてみた。
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