テキストサイズ

齧りかけの林檎

第17章 ● 君とイチャイチャ ♂side




もっと彼女を感じたい、

ひとつに、なりたい。




「・・・やばい、超、抱きたい」




無意識だ。




今のは完全に、無意識に口から出てしまった。





「ま、また今度ね」


また、どもってる。





そんなに緊張しなくても、


「うん、怪我治ったら

 おれのものにするから」





マネージャーに手当てしてもらったとこが、

少し痛むうちは

まだ彼女のことは抱けなさそうだ。




でも、




「覚悟しといてね」






ストーリーメニュー

TOPTOPへ