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齧りかけの林檎

第20章 ● 君と初めて ♀side




「ぁぁあぁッッ・・・!!!」


「きもちぃ?くちゅくちゅいってる

 あ、また締まった」




軽いキスを何度かすると

「あっ、」と言って

歩くんが寝室から出ていった。




なに?





「さみー」と言いながら戻ってくると



「なんでおれっていつもこう

 かっこつけられないんだろう・・・」


と言って、一つの小さな袋を見せてきた。




「昨日、いつゆりさんとしてもいいように

 入れておいたんだー」


なんてかわいく笑ってる。




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