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「なんだよっ、マジきつ…」



トシヤのいる場所まで行くと、木の立て札があった。そこには『展望台まで150メートル』と書かれていた。



「はっ？ まだ150メートルあんのかよ…」

「そこじゃなくてコッチ！」



トシヤの指を差した方を見ると、下の方にもう１つ立て札があった。
そこには『冒険者募集』と書かれており、QRコードみたいなのがあった。



「コレッて、QRコードじゃね？」

「うん。なんでこんなものがここに……」

「冒険者募集ってなんだろな？」

「うーん…展望台で何かイベントやってるとか？」



僕はまだまだ続く険しい獣道を見上げた。
こんなとこでイベントなんてやるか？
それにここはたまたま見つけた道だ。
やるなら入口付近に案内板とかあってもいいはず…。
あ、それともこっちは裏道とか？