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ドラクエらんど

第8章 最強うさぴょん

『どんどんやっつけるぴょん!』



そう言って兎太郎はガンガン魔法を唱えた。
気付けば辺りは火の海と化していた。



「ちょっ、おま……やりすぎじゃね?」



視界が真っ赤だった。
炎は木々に移って勢いよく燃え上がり、僕たちは炎に囲まれてしまった。



「アキラさん、これはっ……!」



全裸の月影が無事にこっちに戻ってきた。



そうだ…
こいつまだ全裸だったんだよな…。
シリアスな展開だったのに全裸…。



「兎太郎が派手にやったんだよ」

「兎太郎?」

「兎の魔法使い」



その時、炎の中から兎太郎が現れた。



『全てのゾンビは、このボクが抹消したぴょん!』



うわぁ…
すげぇ、ドヤ顔…。



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