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思い

第8章 私

私は私のことが分からない


正確には私の気持ちや思いが


よく

分からない



矛盾した思いがいくつもあって

どれが本当の私の思いか分からない



多分私は普通になりたかったんだと思う


でも普通にはなれないから異常者に憧れた



平凡な世界で取り繕って生きるより


いっそのこと壊れてしまえば楽なのに















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