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second girl【完】

第2章 急接近

あれから何となく由季の家に行きづらくなってしまった。
私が隆史を好きなのは完全にバレてる。
それなのに、隆史と話せる訳がないのにまた行ったら……



あぁ……
会いたいな……



私はベッドにゴロンと横になり、ボンヤリと天井を見つめた。



想いが上手く言葉に出来ない。
想いが上手く行動に移せない。
なんか初恋みたい。



由季に連絡して探り入れようかな……



私は起き上がりテーブルの端に置いてある携帯を手にして、由季のアドレスを開いた。
後はボタンを押すだけ。








♪♪♪~

タイミング良く携帯が鳴り、由季の名前が画面に表示されている。



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