まなかなかなかの…
第5章 2016年02月11日(木) 本命さん…!
「そして誰もいなくなった」
ネタバレ書くので、ご注意ください。
とっても良い作品だった。
放送途中、放送後と、監督さんが毎回Twitterで補足を呟いていて、視聴者全員がSNSを見てるなんて訳ないんだからちゃんと本編で描いて欲しかった、という点だけかな不満は。
ジャニーズだから、事務所に推されてるから、特に日テレには最近よく出てるから、もう今キテるから、若い層や主婦層、ジャニーズファンを取り込むために伊野尾さんは起用されたんだと誰もが思ってた。
あとは、異様に顔面が美しい伊野尾さんは、「登場人物、全員、容疑者。」って売ってたこのドラマで、他の大物役者さんにも負けないくらいの怪しさを醸し出せる、良い感じの若手だったのかなって。
でも違ったんだね。
あの役は、大物さんでも新人さんでもブレイク中の役者さんでも駄目だったんだ。
ある程度の知名度はあるけど、お芝居をしてるイメージはあまりない人、やったとしてもその人の普段のキャラクターとあまり変わらない脇役である必要があったんだ。
はじめは脇役、でも実は犯人でありラスボス、という人物を演じるには。
もう…鳥肌。
主人公といってもいい役じゃない。
あぁだからこそ、こんな結末ならば、もっと丁寧に描いて欲しかった。
せめてもう少しは伏線をドラマの中で回収してね。
全9話だったんだから、1話くらい増やせるでしょう?
謎が残りすぎて、もやもやするのは残念。
それにしても、今回、ブレイク時期とバシッと合って…奇跡というか、持ってるというか。
伊野尾さんで良かった、伊野尾さん以外じゃ駄目だったかもねって、そのキャスティングに説得力を持たせられたのは、とても大きかったと思う。
次は、ドラマが入らなきゃ、大ヒット少女漫画原作の映画・ピーチガール。
日下さんとは全く違う役。
モテ男。
ふふ、楽しみだなぁ。