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まなかなかなかの…

第8章 2019年4月19日(金) 孤独感と寂しさと満たされなさと

実は、りょうの記憶がない

っていったら

あの時期は、きっと楽しいことも多かったんだろうけど、辛いこと、すなわちりょうが亡くなったこととそれに関連する出来事の辛さレベルが高かったみたいで、その時期まるごと忘れちゃってる

っていったら

だからわたしの中の人たちから聞かせてもらったこと、聞かせてもらえたことしか知らないの

っていったら

前に双子ちゃん一家に偶然会わなかったら、そこでわたしが忘れてることを知らないみくちゃんが「まだりょうのネックレスは手元にあるの」って聞いてくれなかったら、知らされることもなかったんだと思う

っていったら

、、、、どうする


みんながね、わたしのために黙ってたのは理解してるの

年末、被害妄想のようなものがきっかけで逃げちゃったときも、みんなだけで年末年始の帰省を乗り越えてくれて

辛い思いをしても自然に振る舞ってやり過ごしてくれたみたいで

長期休暇が終わって戻ってきたときも、その後の不安定な時期や目標達成のため追いつめられている時期も、あたたかく支えてくれて

感謝しかないんだけどね、、


まぁようやく私生活的にも心理的・感情的にも落ち着きを取り戻したので、久しぶりに日記を更新しようと思ったわけですが

明後日は02月20日
りょうとあの子の元記念日と聞いています

、、、もし良ければりょうのこと、りょうとの思い出などを教えてください、お会いしたいですって、失礼ながら連絡を取ったら、気分悪くしちゃうかな

別に断られることを恐れてるんじゃなくてね、マイナスの感情を抱かせちゃうことを恐れてるんだけど

もう嫌な思い出になってたり、逆に綺麗な思い出として残ってるから踏み荒らされたくないと思ってたり、色々な可能性があるから

そもそもわたしと関わりたくないって思ってるかもしれないし、なにより恋人さんがいたら申し訳ないし

いつまで過去に縛られてるんだって、馬鹿にしたり罵倒したりするような子ではない、優しい子だっていうのは知ってるけど、だからこそ今になって関わりにいくのが不安

ならやめればってなるのもわかるけど、でもわたしは前に親しくしてた人たちのこと知りたいのよ

あ、どうしてこのタイミングなのかっていうと、わたしにようやく自由権が与えられるからってだけなんだけど

ダメ元で連絡してみてもいいかな

どうだと思う?

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