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元風嬢、でも良いじゃない。

第5章 お水、売ります。

最初は違和感だらけだった。

家に帰ったら毎日同じ顔。







家族以外としっかり一緒に生活するなんて、

なにをどうしていいのかわからず緊張ばかりしていた。








そんな私をよそ目に、

彼は私の部屋でのびのび暮らしていた。






私とはとても対照的で、


緊張のかけらも感じさせなかった。





一人暮らししたことない割に料理は上手かったし、
掃除も私の何倍もしっかりやっていた。



親のいない空間での生活が

新鮮で楽しかったのだろう。

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