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いつもの無表情の彼だった。


私がかっこいいって思った、
あの彼の顔をしていた。















もしかしたら、私はこの時を待っていたのかもしれない。

一目見た時からか、
はたまた、ハグされた時からか、
彼に期待していたのかもしれない。












『彼氏が居るのも知ってる。わかってる。それでも好き。』
















少女マンガのような展開に胸が高鳴った。