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元風嬢、でも良いじゃない。

第2章 新。

ルイの行動は、私の理解を超えていた。


駅で待ち伏せされてることもあった。



『そろそろ来ると思って。』


『ね?今日は優しかったでしょ?』


『明日は仕事?また一緒に帰ってあげてもいいけど?』





こんなことをほぼ毎日され続けると

私の中で彼に対する見方も変わり

段々と気になる存在になってきた。


出来るだけ傍に居ようと、私が残業をしてまで一緒に帰り始めた。




そんなことを更に1か月くらい続けたある日。


突然ルイは前のルイに戻ってしまった。


八つ当たりしかしないし、先に帰られる。


別に付き合ってるわけでもなければ、連絡先の交換も未だにしていなかったので、原因もわかるわけもなく。



ルイと一緒に帰ることもなくなり、またタロウと遊びはじめた。


ある夜、一緒に食事をしていると
タロウの口からいきなりびっくりすることを聞かされた。

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