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元風嬢、でも良いじゃない。

第5章 お水、売ります。

次第に女の子が出勤してきた。


ヘアメしてくる人と、そうでない人。



ばっちり戦闘モードの顔の人とすっぴんの人。



しばらくして朝礼が始まり、
何だかいろいろ話をされた。



イベントの話、お給料の話、指名の話、同伴の話。



同伴ボーナスをもらっているお姉さんたちもいた。



私の初日はちょうどグループの売上対抗戦が始まる日だった。



私はナンバー1のお姉さんがいるグループになった。


お荷物を見るような眼のお姉さんたちを横目に、
ナンバーワンのお姉さんだけが、凄く優しかった。

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