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初恋。

第2章        春        

「…でねつ!!僕、初めて夢精したの。」


「それ、冬に言ったの?」


今は、秋と登校中。

「え?うん。言ったよ?」

「あんまり話さない方が……(冬…兄の精事情なんて…ねぇ)」


あれから秋を30分待たせてしまった

目覚まし……セットしようかな…


「そーいや昨日、大丈夫だったか?」


え??


「ほら。顔色悪かったし…あの話してから。」


あの話………


!!!


「夏に会いたくない……」


そうだ……思い出した




「え!?いや………うん。わかるけど。」


秋には僕が夏のことを好きだということを教えている

なのに…秋が昨日あんなこと聞くから……


「秋のばぁあぁか!!!!」


「え!?そっち学校だよ!!行くの!?」


秋が……

秋が聞くから………

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