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言葉で聞かせて

第3章 葛藤と誘発

程よく力が抜けて柔らかな舌はこの女が場慣れしてることを告げる

普通なら嫌悪するところなんだろうが、俺には丁度いい


セックスするためだけの相手なら出来るだけ慣れてた方が楽でいいだろ?


キスを終えると女は俺の胸元に寄りかかった


「気持ちよかったわ、流星」
「テメェだけイって、俺はまだだけどな」


そう言いながら唇を指で撫でると女はくすり、と笑いを漏らす


「あら、ごめんなさい。これから奉仕させてもらうわ」


女は俺の股間に顔を埋め、俺のペニスに舌を這わせた


「……っはぁ……」


溜息にも似た吐息を漏らすと、女は嬉しそうに笑う

唾液を多分に含んだ舌で舐められると、俺のペニスはぴくりと小さく揺れる


「気持ちいい?」
「あぁ。上手くなったな」
「そぉ?」


初めてフェラをしたのは俺だった、と言っていたそいつは喉の奥まで咥えこんで喉を締める技まで身につけていて、俺を絶頂へと誘ってくる


「そろそろ、出るぞ」
「ん、ちゅ……出して……」
「……っ……」


俺は遠慮なく女の口内に精液を放った


あー……頭ん中真っ白だ


やっぱイイな
女ってのは


なのに、あいつは……

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