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第1章 はじまりの草原

ロルフ「ふぁ〜よく寝たよく寝た。ん?何だここは?まだ夢の中なのか。それにしても広い草原だな。早く目覚めないと母さんに殺されるぜまったく。」

ロルフはだだっ広い草原にパジャマ姿で目から覚めた。
立て札に草原と書かれた草原に。
しかし何故か夢のようではない感覚のロルフは恐る恐る起き草原を見渡した。

ロルフ「本当に何なんだここは...。どうやら夢ではないらしい、自分の感覚がそう言っている。しかし広いな本当にこの草原は。」

ロルフは少しずつ歩きはじめた。辺り見渡してもどこにも人はいない。何の建物もない。叫んでも自分の声しか聴こえない。

ロルフ「おーい!誰かいないかーいるなら返事をしてくれ!...誰もいないな...どうなってやがる。ん?あの白いのはなんだ?」

草原にやけに目立つ白い紙のようのものは緑だらけの草原にこれは誰でも見つけるようにと言わんばかりに落ちていた。

ロルフ「紙だこれは。なに...?どういうことだ...」

その白い紙にはちょうどいいくらいのサイズでこう書かれていた。

これを読んだ選ばれし貴方へ

いきなり知らない所で目覚めびっくりしたのは無理もない。
この紙を読んでいるということは貴方は選ばれたということだ未開拓地世界へ。
この世界は草原からはじまりその中に一つだけ金色の扉がある、その扉を見つけそこから出れば次の未開拓地へと出れる。
その未開拓地はランダムで選ばれる。
ジャングルかもしれないし、妖精の国かもしれない、空の国かもしれない。まぁとんでもない数の場所、国がある。
そして名前のとおり最後の国の扉を見つけられれば貴方は元の世界へと戻れる。
それ以外に元の世界へは戻れないのでよろしく
最後に草原へと飛ばされたのは貴方だけじゃない。別の最初の草原に飛ばされた奴らが何万人といる。
何で自分が選ばれたんだって思ってるよなきっと。
それは...
一つだけ他の者よりも特化している能力があるからだ選ばれたものには。
まぁこんなところだ。
それではこの世界を大いに楽しんでくれ。

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