テキストサイズ

甘い罠

第4章 HR


だけど、俺は正直どうでもよかった。

純粋とか重いだけだし、そもそも本当に純粋なのかもわからない。
可愛いとは思うがすぐに抱かせてくれる女の方が後腐れなくていい。

そう思ってた。

朝、自分に声をかけられるまでは。


挨拶をされた時、多分俺は一目惚れした。

他の男にもはにかむ彼女に自分だけに笑いかけて欲しい、と柄でもないことを思ってしまった。


内科健診の後1人だけ遅れて入ってきた樹里はまだ体操服から着替えておらず、下着をつけていないことは明確だった。


それに、他のクラスの男子が興奮していることも。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ