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甘い罠

第5章 これって診察…?


限界を感じ始めたところでようやく先生の終わりですという声が聞こえた。


やっと帰れる…!そう思ったのもつかの間、


「では、次に胴回りを。」

「…え?」


「胴回りは時に身長よりも役に立つデータになりますから。この機会に測りましょう。」


どうやらまだ続くみたい。


正直、測定とかどうでもいいからこの火照りをどうにかするか、それが無理ならもう帰りたかった。

だけど、口答えしてもどうせ丸め込まれてしまう。


素直に従って帰るしかないだろう。


「…わかりました。」

「では、スカートを脱いでください。」


「え、はいたままではだめなんですか…?」


「はい。胴回りですから。スカートをはいたままではまず無理ですね。」



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