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暗闇で恋しましょう

第5章 眠れぬ夜は

あの時はまだ幼かったし、今ならと気持ちはあるけど、ひぃちゃん、させてくれないし。


私に出来ることって、ひぃちゃんのシモのお世話くら



「早く言えよ。して欲しいこと」



流石私の心読み検定1級保持者。


目が怒ってらっしゃる。



だったら、それはまたの機会ということにしといて。



「えと、じゃあ、その」

「ん?」

「......ひ、膝、枕再度、お願いしやす」



遠慮気味に呟けば、存外意外という顔をされた。


ひぃちゃんは私をなんだと思っているのか。


そりゃあ、ひぃちゃんのアレやコレのお世話とか、私のことアレしたりコレしたりも過ぎったけども。



「.....どうぞ」



胡座をかき直し、ぽんぽんと膝を叩くひぃちゃん。


失礼しますと頭を下げ、とんと頭を下ろす。



.......あぁ、いい



もう1度、しっかり意識がある時にひぃちゃんの膝、感じてみたかったんだ。


ごつごつしてて枕としては最悪だけど、なんか、こう.....温かみが.....



「.......寝たのか?」

「.........」


「.....本当、お前、弱すぎだっつーの。表情に出過ぎなんだよ」

「......」

「......でも....」






「たかがババ抜きで騒ぐお前見て」








「俺は、酷く、安心したよ」







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