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斉藤太一です

第15章 近づく距離・遠ざける君


それでも
抱きしめる布団を
やめることができなくて


わずかに
下半身に意識が集まる




どうしよう・・



返信が
くるかもしれないのに・・






そう
思いながらも

目を閉じれば
この部屋で横たわる
17歳のかすみが
脳裏に現れ

僕を誘惑する





ほんの少し

頭が
重くなると同時に

軽い刺激が
欲しくなり




左手を
下半身へと
移動させる






分かっていたけど

少し
やる気になってる
下半身に
苦笑いをして




もう一度

携帯を開いた






もう





寝たのかな・・・かすみ・・

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