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ルナとお兄ちゃんの性教育♡

第8章 新生活

「すみません、いきなり電話したりして」


「俺は嬉しかったけど?」


家を飛び出した私が頼ったのは、さっき出会ったばかりの裕也さん


お母さんにも、お父さんにも、友達にも頼る事が出来なかった私は、家を出た後裕也さんに電話を掛けた


ただならぬ様子の私に、裕也さんは直ぐに来てくれ自分のマンションへと私を連れて来てくれた


「はい、ホットミルク」


ソファーに座る私の目の目に差しだされるマグカップ


「ありがとうございます」


マグカップを受け取り、少しだけ口にする


「・・・気にならないですか?」


向かいのソファーでコーヒーを飲む裕也さんに話し掛ける


「何が?」


「私が・・・泣いていた理由です」


裕也さんはマンションに来るまでの間、何も聞かす傍に居てくれる


本当は、気になっているはずなのに・・・


「ルナが話したいって言うなら、聞くけど?」


裕也さんの言葉に、私はマグカップを握り占めた


「とりあえず、今日はそれ飲んで寝ろ」


私の頭をポンと叩き、裕也さんは自室に籠った






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