Fallen Angle
第2章 in
ダイニングに戻ると食べかけのケーキを前に結は頭を揺らし寝息をたてている。
「結?」
揺すっても力なく蓮に体を預けるだけで起きる気配がない。
蓮はため息を漏らしてフォークを持つ結の小さな手を離して口を拭うと抱き上げてベッドに寝かしつけた。
寝息をたてる結の隣で化粧を直してベッドに置いたままのワンピースに着替えて寝室からリビングに抜けてドアを閉めた。
キッチンのシンク前に立つと駿がまた腰に手がまわし、後ろから首筋を舌を這わせワンピース越しに胸の膨らみをなぞる。
甘い声が漏れると抱き寄せられ、唇が重なると舌がこじ開けようして駿の胸を押すと
「だめ…」
ワンピースの裾をたくし上げ指先が滑り込む。
「少しだけ…」
甘く囁く駿の手の甲をつねって体から剥がすと
「だめだったら。手伝わないなら邪魔しないで」
睨みつけると蓮から渋々離れてソファーに体を沈めた。
温めたチキンライスを卵で器用に巻いてオムライスを作り、市販のデミソースをかけてベビーリーフとパプリカのサラダを添えてテーブルに並べた。
寝室のドアを開けると
「結?」
ベッドに凭れるように座り、結の体を揺らしても体を捩るだけで起きようとしない。
仕方なくダイニングに戻ると
「先に食べてていいよ」
「蓮は食べないの?」
「朝食べたからいらない」
「ちゃんと食べなきゃダメだよ。起きたら結たんと一緒に食べるね」
「じゃあ、後片付けお願い」
寝室に戻るとジュエリーケースのから買って貰ったばかりの指輪を取り出し中指に嵌めた。
リビングを抜け玄関のクロークからコートを取り出して羽織ると見送りに来た駿と小さく唇を重ねた。
「いってらっしゃい」
手を振る駿に見送られて下に降りていくと、待たせてあったタクシーのシートに体を沈めた。
裾がたくし上げられているのに気づいた運転手がミラーを動かしワンピースから覗く脚を見て薄笑いを浮かべている。
気にもとめずコンパクトを片手にグロスを塗った。
歓楽街で降り早足で店に向かい、中に入ると挨拶を交わしてロッカーでバッグだけを仕舞い、ワンピースのままフロアーに出て客から死角になる待機場のソファーに座り、電子タバコを咥えながら携帯の画面に目線を落としていると
「蓮さん。ご指名です」
慌てて電子タバコと携帯をクラッチバッグに仕舞い、周りにいた女達の冷たい視線を浴びながら振り向くことなくボーイの後に続いた。
「結?」
揺すっても力なく蓮に体を預けるだけで起きる気配がない。
蓮はため息を漏らしてフォークを持つ結の小さな手を離して口を拭うと抱き上げてベッドに寝かしつけた。
寝息をたてる結の隣で化粧を直してベッドに置いたままのワンピースに着替えて寝室からリビングに抜けてドアを閉めた。
キッチンのシンク前に立つと駿がまた腰に手がまわし、後ろから首筋を舌を這わせワンピース越しに胸の膨らみをなぞる。
甘い声が漏れると抱き寄せられ、唇が重なると舌がこじ開けようして駿の胸を押すと
「だめ…」
ワンピースの裾をたくし上げ指先が滑り込む。
「少しだけ…」
甘く囁く駿の手の甲をつねって体から剥がすと
「だめだったら。手伝わないなら邪魔しないで」
睨みつけると蓮から渋々離れてソファーに体を沈めた。
温めたチキンライスを卵で器用に巻いてオムライスを作り、市販のデミソースをかけてベビーリーフとパプリカのサラダを添えてテーブルに並べた。
寝室のドアを開けると
「結?」
ベッドに凭れるように座り、結の体を揺らしても体を捩るだけで起きようとしない。
仕方なくダイニングに戻ると
「先に食べてていいよ」
「蓮は食べないの?」
「朝食べたからいらない」
「ちゃんと食べなきゃダメだよ。起きたら結たんと一緒に食べるね」
「じゃあ、後片付けお願い」
寝室に戻るとジュエリーケースのから買って貰ったばかりの指輪を取り出し中指に嵌めた。
リビングを抜け玄関のクロークからコートを取り出して羽織ると見送りに来た駿と小さく唇を重ねた。
「いってらっしゃい」
手を振る駿に見送られて下に降りていくと、待たせてあったタクシーのシートに体を沈めた。
裾がたくし上げられているのに気づいた運転手がミラーを動かしワンピースから覗く脚を見て薄笑いを浮かべている。
気にもとめずコンパクトを片手にグロスを塗った。
歓楽街で降り早足で店に向かい、中に入ると挨拶を交わしてロッカーでバッグだけを仕舞い、ワンピースのままフロアーに出て客から死角になる待機場のソファーに座り、電子タバコを咥えながら携帯の画面に目線を落としていると
「蓮さん。ご指名です」
慌てて電子タバコと携帯をクラッチバッグに仕舞い、周りにいた女達の冷たい視線を浴びながら振り向くことなくボーイの後に続いた。
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