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KAGO

第3章 猟奇事件

「事情聴取らしいよ」

パトカーの方に目をやると、ちょうど勇也が乗り込むとこだった。

「まさか犯人は……この学校の生徒だって思われてるのか?」
「そうかもしれないし、外部の人間の仕業かもしれないね」

僕含め周りが動揺している中、妙に落ち着きがある美咲に若干違和感を感じた。


「美咲は…怖くないの?」
「なにが?」
「まだ犯人つかまってないみたいだし…」

僕がそう言うと、美咲の表情が変わった。

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