ウサギとオオカミ
第2章 オオカミくん
「えぇ!?今日おにぃちゃんかえってこないの!?勉強教えてもらうつもりだったのに……」
もう一人…お兄様がいるのか!?
「てか、トーマの料理うまい…」
!!
「うーん。でもおにぃちゃんの料理の方が好きだよ?……勉強どうしょ。」
「トマにぃ、じょうず」
なんかめっちゃうれしい
「トーマ帰らなくていいのか?」
あぁ……
「まぁ、そこのマンションだし。家」
「えぇ!?まじで!?」
「秩ちゃんの勉強教えてあげようか?」
「え!?いや、いいですよ!!…本当に。」
そんな遠慮しなくても……
「いいって。」
結局、俺は秩ちゃんに勉強を教えて12時に帰宅した…
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