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ラズベリーの恋

第6章 初めての夜を

パジャマに着替えたり、髪を乾かしたりして。
冷たいジュース飲みながら、オセロをしたよ。
秀君、頭いいからズルいよー。負けてばっかり。
でも、秀君「ごめん!また勝っちゃった!」と謝るから許しちゃお!憎めないんだー!大好き秀君!
ダーツもあったからやってみた!私、ダーツは初めて。秀君が後ろからこうやるんだよって、教えてくれてやってみたら楽しくて!秀君、私が上手だから、誉めてくれて。中々筋があるね!って。嬉しい!あー楽しかったなー。秀君がココア入れてくれてゆっくり飲みながら、これ飲んだら寝ようねって。その一言で急にドキドキしだして。うん、とにっこり笑ったけど、やっぱりドキドキは止まらなくて。なんだか、楽しみなような、不安なような、複雑な気持ちでドキドキ、ドキドキ。ふと秀君の唇を見つめて。さっき、あの唇で私の体の色んな所を。やだ、お風呂にせっかく入ったのに、パンツがジワーとしてきたの。飲みかけのココアを置いてトイレに行ったの。やっぱりパンツにしみが出来てアソコが潤ってたよ。拭いてみたけどどうかな。ココアを飲んでしまって、いよいよ寝室へ。
これって、キングサイズなのかな。ベッドがとても広くて、枕が並べていて。緊張が高まって「さっ!寝よっか!」と言ってバサッとベッドに潜りこんだの。
秀君は部屋の明かりを消して、そっとベッドにはいって「智香、おやすみ。」と言ってくれたの。
私も「秀君、おやすみ。」と言ったよ。ドキドキが止まらない。胸がキュンキュンして、ドキドキしてたの。そうしたら、秀君の寝息が聞こえてきたの。スースーって、いつも授業中に寝てる時と同じ顔して。
あれ?この展開は?と思ったけど、秀君の可愛い寝顔を見て、唇にそっとキスして、秀君の大きな手を握って私も寝たの。なんだか幸せ。ありがとう秀君。

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