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「それ、抵抗してるつもり？
……逆効果だよ」


そう言って、鎖骨に舌を這わせる。



甘い刺激に
呼吸はさらに乱れた。

もう、
足からも力が抜けそうで、
急いで木更津にしがみついた。


そうすると、
満足そうに微笑んで、
唇にキスを落とす。



「は…ん、」


それだけじゃ足りなくなって、
自分から舌をからめた。


もう、限界だ。
自分自身がどんどん熱を持って

自分で触ってしまいたかった。
触ったら、きっと、
イッてしまう。

どうしてこんなに、
感じているのか、

自分でも分からなかった。



「木更津…もう…」

「波留くん、エッチだなあ」



木更津は、
俺が呼吸を乱して身体を捩る姿を見ながら、

少しずつ服を脱がした。


はやく、

はやくしてくれ。



「も…はやく…っ」


そういって焦る俺を見るのが楽しいのか
彼はゆっくりと、服を脱がせ
上半身が裸になると、

また、ゆっくりとズボンを脱がした。


下着の上からでも、
十分に興奮していることがわかるソレ。

下着が擦れるだけで、もうイキそうだ。
ひたすら、耐えて我慢をする。