
エスキス アムール
第66章 木更津の動揺
「ん…ん……あ!」
ゆっくりと、そのまま木更津に挿れてもらおうと思っていたのだけど、木更津は俺の腕を引っ張って、自分の上に座らせる。
「支えててあげるから、腰落としてごらん」
「ん…ふぁ……あ…ん」
言われたとおりゆっくりと腰を落とす。
木更津も我慢していたみたいで、少し眉間に皺を寄せて歪める顔が色っぽい。
その顔にうしろがキュッと締まって自分で感じてしまう。
「うごいて」
「あ…ぅ…ああ…あ!んっンッ」
動くたびに何度も扱かれたモノが木更津の腹にあたって、痛いほど感じてしまう。
後ろでもすぐにイってしまってスピードを緩めようとしたけど、木更津はそれを許してはくれなかった。
「だめだよ。波留くん。これはお仕置きでもあるんだから…」
「ああっああっん…ひゃ…あ!…っ」
これでもかというくらい下から突き上げられる。
なんだかよくわからない液体も出ていて、木更津の腹を濡らしていた。
「車汚しちゃうとか、またいらないこと考えてるの?」
「やっあっそ…んな…こと…っ考えて…っな…っああん…あっあ」
濡れた木更津の腹を見てるとそんなことを言われて、また激しく突かれる。
だんだん、どんどん辺りが白んできて、意識が飛びそうなのが自分でもわかった。
「や…こーへ…いっしょ、に…いっしょが…いっしょ…」
