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先生、好き…

第6章 確信と不安



りかちゃんとピアノを交換したのは理由があった。






ある1人の人の視線と表情が私の目に止まったからだ。




小泉けい――




私の一つ下で一年生。
声がまだ高く、ボーイソプラノというやつだ。




私とけいは、あまり仲良くなかった。


いや、正しくはあることをきっかけにして…












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