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妄想girls

第1章 兄系店員にやられて

「慶人…」

私がそう言うと、慶人は優しく唇を重ねてきた。

ほんの少しのキスが互いの思いを伝えた。




あれから、1年たった今でも、私たちは上手くやっている。

慶人はまだコンビニ店員を続けているし、私も塾帰りにコンビニに寄っている。

でも、目的が変わった。

今ではお菓子を買うためではなく、慶人に会うために行っている。

それに食べるのはお菓子じゃなくて…

口でも食べなくて…


この世界は面白いと思う。

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