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妄想girls

第2章 S系幼なじみとの恋

「瑠那っ!おせぇよ。」

「ごめんってば。天、怖いよ。」

彼はそのまま歩き続ける。



私は手塚瑠那(てづかるな)。

公立高校に通う、本当に普通の女子高生。

他人と違うことは…特にないな。

そして、私の幼なじみの河瀬天(かわせそら)。

ちょっと乱暴なとこがあるけど、中身は優しくて男らしい。

もともとは親同士が仲良くて、小さいときにはもう隣にいたって感じ。



学校に着くと、天は校舎ではなく、特別棟に向かっていた。

天は授業もサボってるし、いわば問題児だ。

でも、頭は良くて、それがムカつく。

私は黙って天に付いていった。

しばらくすると、いきなり後ろを向いてきて

「なんで、付いてくんだよ!?」

と私に怒鳴った。

いつものことだからもう驚かないけどね。

「天が心配だし、天がサボるなら私もサボる。」

「はぁ?意味わかんねぇし」

私は1秒でも長く、誰よりも天と一緒にいたかった。

私は自分に嘘は絶対につかない。

天がずっと好きなのだ。

最初は家族の一員みたいな存在だった。

でも、それは徐々に変わっていった。

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