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呼ばれてないけどジャジャジャジャーン!

第15章 すくーるらいふ

「御機嫌よう」




「見て下さい。この時計。昨日お父様が買ってくださったの。」





ここは私立無限女学院。





「んー!何が御機嫌ようやねんっ!ここは兵庫やっちゅーのっ」




高級車から降りてきたのは容姿端麗、成績優秀、この学校でも家柄、全てにおいてトップクラスの安田財閥会長の一人娘、安田章




「章様、お車から降りたらその喋り方はお控えしてください」





章の後ろに立つ男は錦戸亮。章の専属執事。見た目もドS級だが、中身もドS級。





青「ええやろっ」





黄「章様?」





青「うぅ、分かった!」





「相変わらず、下品ね」





青「あっ、てごっ」





やって来たのは同じクラスで手越企業の娘、手越祐だった。





彼女もまた容姿端麗、成績優秀も良い。一つ残念なのは…





祐「章、ほんと下品。それでよく安田財閥の娘だよね」





性格がとてつもなく悪い。





青「ええやろ!」





「亮さん、おはようございます」





黄「あ、まっすー」





彼は祐専属の執事、増田貴久。亮ほどではないが、見た目もよく何でもできるちょっとムチっとした執事。





黄「まっすーんとこのお嬢は相変わらずやな」





増「亮さんのとこもですね」

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