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第4章 女性恐怖症

「今日、病院行ってきたんだけどね」

「え?どっか悪いの?」

愛華が真面目な顔で聞く。
ヒロはイケないことを悩んで病院へ行ったこと、医師から言われたこと、自分の気持ちなどを話した。

「なに、そんなことで悩んでたの?」
突然、愛華からぎゅうっと抱き締められる。
「これで嫌われたらどうしようかと思って・・・」
「ぷっ!そんなことで嫌いにならないよ。ヒロくんは私とセックスして気持ちいいんでしょ?」
「そりゃ、最高に気持ちいいよ!」
「ならいいじゃん♪ヒロくんがイケないのは何となくわかってたけどね。気にするかと思って何も言わなかったの。」

20も年下の愛華から慰められながら、ヒロは愛華にぎゅっとしがみついた。

「それにヒロくんの事そんな簡単に捨てたりしないよ。ヒロくんが相手してくれなくなったら別だけど。ま、そのうちイケるでしょ!」

楽観的な愛華にホッとするヒロであった。

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