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第2章 派遣社員

“時間もないから歩きながら説明するね!”

吉川は慌ててそう話すと亜実と川田を歩くように促した。
会社はそこから五分ほどのところにあった。
門には守衛がいて吉川は手慣れた様子で受付を済ますと会社に二人を案内した。

会社に到着したと同時に吉川は各々の配属先で必要な番号だけ話した。

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