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同じ空の下で

第10章 ☆気持ち

今、思うのは

ただ過ぎていくような日常が

本当はかけがえのない

当たり前ではない日々だっていうこと


あの日

それがその後も当たり前に続くと思っていた私は

両親の服装も

出掛けるときの表情も

最後に交わした言葉も

思い出せないくらい…





今も

思い出そうともがいてみたり


当たり前な日常こそが大切で

幸せなことなんだと



だから、今は

些細なことに感激したり

大切な言葉や、大切な人や


その時その時の

一瞬を

胸に焼き付けて

後悔のないように生きていきたい


今、これを呼んでくれている人がいたとして


少しでもその事に想いを馳せてくれたら


凄くありがたいし、嬉しい事だと思っています


これを読んで

もし何か辛いことを思い出したり

怖くなっていたりしたら

それは本当に申し訳なく思います


ごめんなさい


私はこれからも

負けない


自分が弱いのは百も承知



でも

絶対に幸せになる


自分にとっての幸せを

それが他人とは違っても

自分が納得して満足いく人生を

歩んでいきたい


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