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同じ空の下で

第11章 想い****

人との関わりが苦手で

距離感がつかめなくて

今まで、沢山諦めてきた

一人の方が楽になってた


自分に自信がないことの言い訳を
肯定して正しいと思うようにしてたの





でも今

こんなにも大切に思ってる

同じように痛みを感じて
同じように欲しかった言葉に感動して
感謝して

胸が熱くなって涙が出る


ずっとずっと

幸せを祈ってるよ


世界中の人たち

誰とも違う貴方だけの幸せ

貴方が本当に欲しい、貴方のための幸せ



こんなにも他人が大切だって

そう思える自分が少し誇らしく

そしてすごく嬉しい…


その時々で

沢山迷って悩んで考えて

導いた答えを

決意して進む道を

全力で応援してる



いつかお互いの幸せ自慢が出来たらいいな…



貴方が幸せそうにしてると

私も嬉しくて幸せな気持ちになるの

自然に頬が緩んでくる



私ももうすぐ新しい生活を始めるからね


今日

春色のマグカップを2つ買ったの


ちょっと恥ずかしくて、嬉しくて

これを見せたらどんな顔するだろうって

ワクワクする


本当に

氷が溶けるように

絡まる糸がほどけていくように


ありがちな表現だけど

少しずつ視界が開けて

光が差し込んで

足取りが軽くなって


新しい季節を心待にしてる


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