cartoon association 1
第3章 Side Junnosuke
声をかけるときに肩に触れたせいで、頭に声が入ってくる。
そしてその人がハンカチを取るときにもう一度指先が触れた。
"こんなに人がいないんだったら誰でもいいよな・・・"
「あの・・・」
「?」
声が聞こえてるから何をしたいのかは分かったけど、あえて分からないフリをする。
「明後日の夜って何かご予定はありますか?」
「明後日ですか・・・?別にないですけど・・・」
「本当ですか!?」
「ええ。」
「じゃあ、明後日の19時頃、ここに来てくれませんか?決して怪しい仕事ではありませんので!」
「何の仕事なんですか?」
「ちょっとしたパーティーのスタッフです。人数が足りなくてオーディションをする予定だったのですが、全然応募もなくて・・・」
え、待って、オーディション、応募しないといけなかったの?
赤西君、何にも言ってなかったじゃん!
「大丈夫ですよ。でも、危なそうだったら帰っていいですよね?」
「もちろんです。まあ、そんな危ない仕事ではありませんので、安心してください。」
はぁ・・・そりゃ、こんな声のかけ方してたら誰も乗らないよ・・・。
そしてその人がハンカチを取るときにもう一度指先が触れた。
"こんなに人がいないんだったら誰でもいいよな・・・"
「あの・・・」
「?」
声が聞こえてるから何をしたいのかは分かったけど、あえて分からないフリをする。
「明後日の夜って何かご予定はありますか?」
「明後日ですか・・・?別にないですけど・・・」
「本当ですか!?」
「ええ。」
「じゃあ、明後日の19時頃、ここに来てくれませんか?決して怪しい仕事ではありませんので!」
「何の仕事なんですか?」
「ちょっとしたパーティーのスタッフです。人数が足りなくてオーディションをする予定だったのですが、全然応募もなくて・・・」
え、待って、オーディション、応募しないといけなかったの?
赤西君、何にも言ってなかったじゃん!
「大丈夫ですよ。でも、危なそうだったら帰っていいですよね?」
「もちろんです。まあ、そんな危ない仕事ではありませんので、安心してください。」
はぁ・・・そりゃ、こんな声のかけ方してたら誰も乗らないよ・・・。