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第10章 Side Kazuya 2
とりあえずダッシュで上田がいる倉庫の方に向かう。
すると1人の男の人がこっちに向かって歩いてきた・・・
え?
まだいたの・・・?
動揺してるうちにすれ違ってその人は会場の方へと行ってしまった。
でも、タオルを落として行っている。
「あの!これ、落としてますよ!」
「はい?」
こっちを振り返りはしたけど、俺の声はちゃんと聞き取れてなかったらしい。
「これ、あなたのじゃないですか?」
「あ、すみません!ありがとうございます。」
「いえ、そんな うっ・・・」
急に首に何かを締め付けられている感じがした。
「だ・・れ・・だ・・・?」
本気で苦しい。
でも意識を失うところまではいかない。
よく中丸が上田とかに伝授してる感じのヤツ・・・
「カメ!」
反対側で赤西が俺を見つけたらしい。
「テメェら、何してんだ?!」
聖の声も聞こえる。
「ゲッ!1人じゃないじゃん!宮田の嘘つき!」
「どうする?こいつ。」
「いや、こいつより向こうの方がヤバイだろ!」
こっちに向かってくる赤西と聖はそれぞれ赤色と黄色のカラコンをしている。
この2人の威圧感は俺ら6人の中でダントツだと思う。
「とりあえず、慌てちゃダメだって!」
「お前の方が慌ててるっつーの!」
少しさっきより苦しさが和らいだ。
相当赤西たちに気を取られているらしい。
目の前で俺とすれ違った人は左胸にS、と入っている。
かなり"気"は怯えている。
すると1人の男の人がこっちに向かって歩いてきた・・・
え?
まだいたの・・・?
動揺してるうちにすれ違ってその人は会場の方へと行ってしまった。
でも、タオルを落として行っている。
「あの!これ、落としてますよ!」
「はい?」
こっちを振り返りはしたけど、俺の声はちゃんと聞き取れてなかったらしい。
「これ、あなたのじゃないですか?」
「あ、すみません!ありがとうございます。」
「いえ、そんな うっ・・・」
急に首に何かを締め付けられている感じがした。
「だ・・れ・・だ・・・?」
本気で苦しい。
でも意識を失うところまではいかない。
よく中丸が上田とかに伝授してる感じのヤツ・・・
「カメ!」
反対側で赤西が俺を見つけたらしい。
「テメェら、何してんだ?!」
聖の声も聞こえる。
「ゲッ!1人じゃないじゃん!宮田の嘘つき!」
「どうする?こいつ。」
「いや、こいつより向こうの方がヤバイだろ!」
こっちに向かってくる赤西と聖はそれぞれ赤色と黄色のカラコンをしている。
この2人の威圧感は俺ら6人の中でダントツだと思う。
「とりあえず、慌てちゃダメだって!」
「お前の方が慌ててるっつーの!」
少しさっきより苦しさが和らいだ。
相当赤西たちに気を取られているらしい。
目の前で俺とすれ違った人は左胸にS、と入っている。
かなり"気"は怯えている。