cartoon association 1
第11章 Side Junnosuke 2
「殺る気はないけど、君たちの足を止めるか、ここをすぐにどいてもらうかしないといけない理由はあるんだよ。だから、ちょっと協力してくれるかな?」
そう口にしながら少しずつ距離を詰めてKiの人の方に蹴りを入れる。
わざと空振りになるギリギリの位置から。
俺、自分で言うのもなんだけど、足は長い方だからKiの人は慌てて飛び退く。
でもTの人はビクともしなかった。
「そういうことして、その後も本当は全部空振りにするつもりなんでしょ?」
何で・・?
「さすが。図星って顔してるよ。だったらこんなに避ける必要なかったな。」
そのとき、俺の後ろから上ピーの声がした。
そう口にしながら少しずつ距離を詰めてKiの人の方に蹴りを入れる。
わざと空振りになるギリギリの位置から。
俺、自分で言うのもなんだけど、足は長い方だからKiの人は慌てて飛び退く。
でもTの人はビクともしなかった。
「そういうことして、その後も本当は全部空振りにするつもりなんでしょ?」
何で・・?
「さすが。図星って顔してるよ。だったらこんなに避ける必要なかったな。」
そのとき、俺の後ろから上ピーの声がした。