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これ以上実らないで

第4章 もう限界なんです





大翔さんは私の耳元に唇を近づけて
こう言った。






「ヒミツ」






耳元で言われたせいか、
身体がびくびくする。




きっと、今の私の顔は真っ赤だと思う。






すると大翔さんの手でほっぺたを挟まれ








「耳元弱いんだね」






と言われた。







「ち、ちが…!!くすぐったいんです!」






「だから弱いんだろうが。
しかも…ほっぺた真っ赤っぷっ」






「誰のせいですかー!!!」









もう限界です…






明日心臓持つでしょうか。






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